バリアフリー対応工事

生活空間がより安全で快適になるためには、バリアフリー化が欠かせません。特にマンションでは、すべての住人が安心して過ごせる環境を提供することが求められています。バリアフリー工事は、身体にハンディキャップのある方や高齢者、そして日常的に使用するすべての住人にとって、住みやすい空間を実現するための重要な取り組みです。

スロープと補助手すりの設置】

マンション内には、エントランスや共有スペース、住居内など、様々な場所に段差が存在します。段差があると、車イス利用者や足の不自由な方にとって大きな障害となります。そのため、段差解消のためのスロープや補助手すりの設置が重要です。スロープを設置することで、車イスやベビーカー、重い荷物を運ぶ際にもスムーズに移動できるようになります。また、補助手すりを設置することで、歩行が不安定な方でも安心して移動できます。

【建築基準法による手すり設置の義務】

建築基準法施工令により、階段には手すりの設置が義務付けられています。この手すりは、住人の安全を確保するために必要な設備です。特に階段は転倒のリスクが高い場所であり、手すりを設置することでそのリスクを大幅に軽減できます。手すりの高さに関して建築基準法で具体的な定めはありませんが、高さ700mmから900mmの範囲で設置することが推奨されています。これにより、多くの人が利用しやすい高さに調整することができます。

詳しくはマンション維持修繕技術者にご相談ください。

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